2025-08-08

SKKI電波講座 第5回:「たとえばトロントではどうしてるの?」

こんにちは。

地球上のあちこちで、新月が見られた/見られない、というニュースが流れます。

でも、実際にどうやって決まっているのか、ちゃんと知っていますか? 第5回は、カナダ・トロントのヒラール委員会を訪ねて、太郎くんと花子さんが〈現場の知恵〉にふれていきます。
第4回はこちら。

※注意:「SKKI電波講座」は運営(人間)と書記(AI)によって共同執筆されています。


第5回:「たとえばトロントではどうしてるの?」

👧花子さん:「博士、ヒラール委員会って、ほんとに世界中にあるんだね……」

👦太郎くん:「じゃあさ、実際にどこかの委員会のようすを見に行ってみようよ!」

🦉フクロウ博士:「ホホー、それならカナダのトロントに行くのがよかろう。そこには『ヒラール委員会・メトロポリタン・トロント&ヴィシニティ(The Hilal Committee of Metropolitan Toronto & Vicinity)』という、立派な委員会があるんじゃよ」

👦くん:「名前が長い!」

👧さん:「『メトロポリタン』って、なんか映画みたい!」


📜「Seven Reasons」ってなんだ?

🦉博士:「この委員会のウェブサイトには、『どうしてローカル観測がスンナ(預言者のならい)に近いか』という理由が、七つ書いてあるのじゃ。『Seven Reasons Why Local Sighting is Closer to Sunnah』というタイトルじゃよ」

👦くん:「七つの理由って、なんか名探偵っぽい!」

👧さん:「わたし、『理由2』が気になった! 『科学的な方法だと、イードをつくれる危険がある』って」

🦉博士:「ホホー、たとえば『月が科学的にはポリネシアの一部でしか見えない日』に、そこまでわざわざ人を送って『見た!』と報告すれば、かなり強引なことができてしまうんじゃな」

👦くん:「えー、それじゃズルみたい!」

🦉博士:「その『ズルかどうか』が、まさに議論のポイントなんじゃ。科学と信仰、便利さと誠実さ、いろんな価値観が月の下でぶつかり合っておる」


🧓「スンナってなに?」

👧さん:「ところで『スンナ』ってよく聞くけど、なんだっけ?」

🦉博士:「ホホー、スンナとは『預言者ムハンマドのならい・やり方』のことじゃ。たとえば、月が見えたかをその日の日没後に目で確かめて決めるという方法も、スンナに近いと言われておる」

👦くん:「ふむふむ……なんか、月を見るってことに、『その瞬間に立ち会う』っていう感じがあるね!」

🦉博士「まさにそこじゃ! トロントの委員会の文章では、『月が見えるかドキドキしながら待つ』という預言者と仲間たちの気持ちを思い出すことにも、意味があるとされておる」

👧さん:「『月を見る』って、ただの天文学じゃなくて、『心』のはなしでもあるのね」

ひとこと解説:トロントのヒラール委員会の立場は「地域の観測を重視し、スンナに基づいた慎重な判断をすること」です。「グローバル統一よりも、ローカルで納得して祝えることの大切さ」を主張しています。これは科学技術が発達した現代においても、『まなざしを合わせる共同体』の意義を忘れない立場ともいえます。


🎉めでたしめでたし…?

👦くん:「ふう、いいお話が聞けたね、勉強になるねえ博士!」

🦉博士「ホホー、わしも若いころはよく観測に出かけたものじゃ……(遠い目)」

👧さん:「ところで、せっかくカナダに来たんだし、ハラールのビーバーテイルが食べたいな!」

👦くん:「…あれ? 博士、トロントにはまだあと2つ3つヒラール委員会があるみたい……」

🦉博士「ナ、ナンダッテー!?(眼鏡ずれ)」


🫘今日の豆知識🫘

世界には『トロント式』と呼ばれる観測モデルもあるんだって。地域観測・証言重視・継続的対話を基本にするアプローチで、北米のムスリムに根づいてるんだよ。


次回は第6回「『どっちが正しいの?』って聞きたくなったらどうする?」です! いよいよ哲学的なゾーンへ……ホホー!

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